投稿日:2021年04月13日
太陽光のメリット・デメリットを考える
カテゴリー │ まっちの語り部屋
語りの大井です。
最近、子供たちに負けず劣らずユーチューブを見ています。
前回の記事では、電気代の上昇傾向についてお話しました。
また、これからは売電メリットではなく、発電した電気を使用できるメリットが大きくなるとお伝えしました。
しかし、太陽光についてはデメリット部分も最近では注目されていますので、メリットとデメリットについて今回はお伝えしたいと思います。
最近、お客様から太陽光パネルを搭載している場合の屋根塗装などのメンテナンスについてお問合せを頂くようになった気がします。
確かに、パネルは屋根を塗装する際に必ず邪魔になってしまうものです。それに対してどのくらいのコストが上乗せになってしまうのでしょうか?
おそらく、通常の塗装工事に15万円~位は脱着費用として想定しなくてはいけないのではないかと思います。
これもデメリットですよね。
もう一つよくお問合せを頂くのが、処分方法についてです。
使い終わった後の対策としては選択肢がないことは間違いないことだと思います。
これについても、処分費が膨大になるのではないか?と心配な声が多いです。ここについては、現状でもリサイクルなどの想定はされており、処分費用だけなら1kwで1万円程度を想定する程度かと思います。ただし、パネルを下ろす時には足場工事や取り外し工事などが付帯してくるため、処分費とは別に20万円位の想定は必要なのかもしれませんね。
他にもパワコンといわれる付属機器も交換が必要なため、こちらのメンテ費用も上乗せをされていきます。
メンテナンスコストとしてのデメリットがここに集約されているのではないかと思います。
少し乱暴ではありますが、これが30年間の中で起こったとしたらどの位のコストを想定するべきなのでしょうか?
30年の間に屋根塗装を1回、パワコンの交換を1回、そしてパネルを最後に処分するとしたら・・・
塗装に15万円+パワコンに20万円+処分に25万円かかったとしましょう。30年間に約60万円が必要になります。そこに忘れてはいけない初期コストを入れましょう。5kwで約130万円だとすると・・・190万円くらいのコストが掛かる想定だといえるでしょう。
それでは、メリットを考えていきます。
すべてのご家庭に当てはまりませんが・・・
オール電化の家庭では1ヶ月約500kw電気を使うといわれています。昼間の電気使用としてはガス併用だとしても、冷蔵庫やテレビや換気、浄化槽のブロアなどの常時使う電力と、エアコンなどは連続運転を考慮して1日の中で3割程度を昼間使っているとしましょう。
昼間の電気は月にして約150kwとなります。
売電メリットは別として計算していきます。
中部電力さんのオール電化で昼間の電気代は約38円なので、150×38をします。そうすると、月に5,700円使います。年にすると68,400円として、30年で約200万円となりました。ここで、デメリットコストを回収してしまいました。
仮に100kwだとしても約140万円となり、初期コストは回収ができるようになります。
タイムプランでなくても・・・100kwで約100万円、150kwなら約150万円と、売電を想定しなくても十分な効果があることがわかります。
そこに、売電メリットを10年入れると・・・5kwで年間6,500kw発電したとします。
昼間に自宅で使う150kwを引いても約390kwは売電することが出来る試算となります。2021年は1kw/19円ですので、390×19となり、月にして約7,400円の収入が見込めます。
10年間で約90万円ですね。売電は昼間の電気を使わないほど収入が大きくなりますので、30年の計画では金額的なデメリットは、ほぼほぼなくすことが出来ることがわかります。
さらに電気代が高くなるにつれて、このメリット効果は大きくなっていきます。
長くなってしまったので今回はこのくらいで・・・
太陽光を選択しようと考えた時にコスト的なデメリットは必ず考えてしまいますが、大きなスパンの中で考えていくことでしっかりと恩恵を受けることができます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
それでは、次回は総括としてお伝えしていきたいと思います。
最近、子供たちに負けず劣らずユーチューブを見ています。
もちろん、子供たちの影響ですが・・・
なんとなくローテーションみたいのが出来つつあります(笑)
内容は、ポケモン・マリオ・ヒカキンみたいな感じですが
更新回数も含めユーチューバーってすごいですね!
前回の記事では、電気代の上昇傾向についてお話しました。
また、これからは売電メリットではなく、発電した電気を使用できるメリットが大きくなるとお伝えしました。
しかし、太陽光についてはデメリット部分も最近では注目されていますので、メリットとデメリットについて今回はお伝えしたいと思います。
最近、お客様から太陽光パネルを搭載している場合の屋根塗装などのメンテナンスについてお問合せを頂くようになった気がします。
確かに、パネルは屋根を塗装する際に必ず邪魔になってしまうものです。それに対してどのくらいのコストが上乗せになってしまうのでしょうか?
おそらく、通常の塗装工事に15万円~位は脱着費用として想定しなくてはいけないのではないかと思います。
これもデメリットですよね。
もう一つよくお問合せを頂くのが、処分方法についてです。
使い終わった後の対策としては選択肢がないことは間違いないことだと思います。
これについても、処分費が膨大になるのではないか?と心配な声が多いです。ここについては、現状でもリサイクルなどの想定はされており、処分費用だけなら1kwで1万円程度を想定する程度かと思います。ただし、パネルを下ろす時には足場工事や取り外し工事などが付帯してくるため、処分費とは別に20万円位の想定は必要なのかもしれませんね。
他にもパワコンといわれる付属機器も交換が必要なため、こちらのメンテ費用も上乗せをされていきます。
メンテナンスコストとしてのデメリットがここに集約されているのではないかと思います。
少し乱暴ではありますが、これが30年間の中で起こったとしたらどの位のコストを想定するべきなのでしょうか?
30年の間に屋根塗装を1回、パワコンの交換を1回、そしてパネルを最後に処分するとしたら・・・
塗装に15万円+パワコンに20万円+処分に25万円かかったとしましょう。30年間に約60万円が必要になります。そこに忘れてはいけない初期コストを入れましょう。5kwで約130万円だとすると・・・190万円くらいのコストが掛かる想定だといえるでしょう。
それでは、メリットを考えていきます。
すべてのご家庭に当てはまりませんが・・・
オール電化の家庭では1ヶ月約500kw電気を使うといわれています。昼間の電気使用としてはガス併用だとしても、冷蔵庫やテレビや換気、浄化槽のブロアなどの常時使う電力と、エアコンなどは連続運転を考慮して1日の中で3割程度を昼間使っているとしましょう。
昼間の電気は月にして約150kwとなります。
売電メリットは別として計算していきます。
中部電力さんのオール電化で昼間の電気代は約38円なので、150×38をします。そうすると、月に5,700円使います。年にすると68,400円として、30年で約200万円となりました。ここで、デメリットコストを回収してしまいました。
仮に100kwだとしても約140万円となり、初期コストは回収ができるようになります。
タイムプランでなくても・・・100kwで約100万円、150kwなら約150万円と、売電を想定しなくても十分な効果があることがわかります。
そこに、売電メリットを10年入れると・・・5kwで年間6,500kw発電したとします。
昼間に自宅で使う150kwを引いても約390kwは売電することが出来る試算となります。2021年は1kw/19円ですので、390×19となり、月にして約7,400円の収入が見込めます。
10年間で約90万円ですね。売電は昼間の電気を使わないほど収入が大きくなりますので、30年の計画では金額的なデメリットは、ほぼほぼなくすことが出来ることがわかります。
さらに電気代が高くなるにつれて、このメリット効果は大きくなっていきます。
長くなってしまったので今回はこのくらいで・・・
太陽光を選択しようと考えた時にコスト的なデメリットは必ず考えてしまいますが、大きなスパンの中で考えていくことでしっかりと恩恵を受けることができます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
それでは、次回は総括としてお伝えしていきたいと思います。