語りの大井です。
クラブチームに入った長男ですが、今までしてきたサッカーと今のサッカーの違いに苦戦しています。
だいぶ考えて、判断しなくてはならない事が多くなりましたから、プレーしながら頭から湯気が出てますね(笑)
一つ一つ理解を深めて、高いレベルへ上がってもらいたいですね。
先日、とあるセミナーを聞いていると「なるほどね」と思うことがありましたので、皆様に共有したいと思います。
セミナー自体は「性能とデザイン」という内容だったのですが、途中で今現在の住宅についての話がありました。
「当たり前品質」と「魅力品質」を考えましょう!という話です。
皆さまは、今の住宅ではどんなことが当たり前品質だと思いますか?
ちなみに、セミナーでは「断熱等級6」「耐震等級3」「設備10年保証」「長期優良住宅」「長期保証」が現在では当てはまるとのことでした。
そして魅力品質に当てはまるのは、当たり前品質の+αになるので、例えば「無垢材」や「造作キッチン」、「造作ドア」などのモノの分類と、「デザイン性」や「高い知識」、「良質な接客(体験)」などが人やコトの魅力品質ということでした。
文字に起こすと何でもないようなことですが…
今、私たち住宅業界では当たり前品質のことを大々的にアピールする傾向にあるということに気づかされました。
「断熱等級やUA値、耐震性や長期優良住宅の認定取得できます!」的なところですね。大事なところではありますが、もう当たり前になっているならもっと違う目線で住宅の検討をした方が良い!となりますよね。
以前は、と言ってもだいぶ昔ですが…
車のエアバッグが付いていたり、付いていなかったりした時代があったと思います。
いつの間にか付いていて当たり前になりましたが、エアバッグが付いていない車に乗っていても違法でもなんでもありません。
当たり前の品質だということだけですよね。住宅も同じですね。
本来、この魅力品質については私たちのような工務店が強い部分だと思います。
例えば全国規模のハウスメーカーは基本的に「当たり前品質」の商品が多いと思いますし、一番ベーシックな商品となっていると思います。
私が「なるほど!」と思った理由は、もう当たり前品質はできているのだからもっともっと魅力品質を皆様にお伝えすることで工務店らしい取り組みがもっと伝わると思いました。
そうすることによって、皆様にとって今よりもっと付加価値の高い住宅情報を手に入れることができるようになっていくのだと思います。
皆様も住宅の目線を上げてもっともっと魅力的な部分を探してみてください。
きっと楽しい家づくりができると思います!
ぜひ、『当たり前品質』と『魅力品質』を意識してみてください!