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投稿日:2022年06月07日

持続的な森林を考える

 

カテゴリー │ まっちの語り部屋

語りの大井です。

持続的な森林を考える

最近、こどものスイッチを借りて夜な夜なゲームをしています。
スーパーファミコンの「マザー2」と言うRPGゲームです。なつかしさもあり、ちょっとはまっています(笑)
1日1時間半??を守りながら・・・もう少しで全クリできそうです(笑)
このくらいのゲームがやっぱり落ち着きます(笑)

さて、前回のブログでは、外構で失敗したと思うことをお伝えしました。
天然芝については外構工事が終わった後のお手入れもかかるので、お手入れ方法なども考えて選択できれば良いと思います。
外構だけでなく住宅にも当てはまることが多いので、住宅の仕様についてもお手入れ方法などを確認できると良いですよね。

今回は「森林」について考えてみたいと思います。

私たち工務店にとっては、住宅を造るうえでとても大切な材料の元となる森林です。また、環境問題なんかでも良く取り上げられることでもありますね。
皆様はこの森林についてどのように考えますか?

私たちが暮らす掛川市は、面積の約4割が森林で構成されています。さらに言えば、日本の国土の約7割が森林となっています。
私たちが暮らす日本はとても森林が豊かな国と言えますね。
地元に目を向けると、浜松市には「天竜美林」と言われる広大な森林が広がっています。この「天竜美林」は、人工林として日本3大人工林として有名です。
人工林とは、木材を使用することを目的に植えられた森林です。そのため私たちの地元には住宅などに使うために植えられた木が豊富にあると言えるのです。
*もともと、天竜の森林は天竜川の氾濫を抑えるために作られたことにルーツがあります。これもまた、地域のためと言う目的ですね。

そして、この人工林は戦後に造成されて作られてきましたので、多くの人工林では樹齢50年をこえて利用期をむかえています。
長い年月をかけて建築資材などで使用するための大きさに育っていくわけですが、現在の日本では資材として使う材木が豊富にある時期と言ってよいと思います。
これは、私たちの住むこの地域でも同じことです。

しかし、この豊富な資源を私たち建築会社はあまり使えていないのが現状です。
木材の受給率はだいぶ回復してきたとは言え、4割程度の割合ですし建築材料はまだまだ外来材が主流です。この多くの森林で利用期をむかえている資材を使えるか?は日本国内での課題ではないでしょうか。

もう一つは、環境面からみた森林についてです。
森林が豊かなことで二酸化炭素を吸収し、地球の温暖化対策になると言われています。
この環境面で考えた時も現在の人工林についてはとても大きな役割を果たしていますが、日本で植えられている木は多くが杉やヒノキの針葉樹です。この針葉樹が二酸化炭素を吸収する量は、育成期に最大となり50年を超えて段々と少なくなっていきます。

やはり環境を考えると、森林は適正な時期に伐採を行い新たな木を植え成長させる循環させることがとても大切だということがわかります。利用期を過ぎ、そのままの状態でいることは環境面にとっても効果が減ってしまいます。

私たち原田工務店は、昨年度で「しずおか優良木材」の使用棟数(新築)が県下で3番目となりました。
意外と知られていませんが…実は、地域材を多く使っている工務店なのです。

皆様も地域材を使ったお家づくりを一緒にしませんか?




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