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投稿日:2022年07月05日

地元の木を使って体験!

 

カテゴリー │ まっちの語り部屋

語りの大井です。

地元の木を使って体験!
もう7月・・・
1年ってとっても早く感じます(笑)
今月から子供たちも夏休みになります。
どんなドタバタな生活が待っているのか・・・
お休みは、暑い日中にサッカーの相手が待っています。
熱中症には気をつけます!

前回のブログでは、夏の熱い日射についてお伝えしました。
日射をしっかりと遮ることは室内環境にも省エネ的な暮らしにもとても大切になります。夏の日射はいらないけど、冬は暖かい日射が欲しいなと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

さて、今回のブログは先週末に地元の材木業者さん達が行った地元の木を使った木工体験に参加させて頂いたので、地元の木についてお伝えしたくなっています(笑)

以前にも、天竜の木の話をさせて頂きましたが、掛川も森林が豊富な地域になります。掛川市の4割は森林で構成されていてその森林の多くは樹齢50年近くとなっており、資源としては成熟期をむかえています。
さらに、その6割以上を建築資材としてよく使われる杉やヒノキを主体としていますので、私たち建築会社としては、身近な建築資材が多くある森林といえます。

そんな豊かな森林で育った掛川材ですが、杉材については少し個性がある特徴を持っています。
それは、木の芯が黒くなる「黒芯」です。
一般的に杉材は、芯部分は赤身で回りが白太と呼ばれる白い部分で構成されていますが、掛川材は芯部分が黒くなり、黒と白で構成される杉の木があります。

私自身も気になっていろいろと調べてみましたが、原因の根本は分かっていないようです。
例えば谷間になる地形で水分が豊富な所で育つと黒くなることや、土質の成分で黒くなる等の地域の特徴によって芯が黒くなるみたいです。これは掛川の特徴と言ってもよいと思いますね。

先日、完成見学会を開催させていただいたお宅では無垢の木を多く使っていただきましたが、天井に張った杉板は掛川材を使用しましたので、その特徴である黒い部分をみることができました。「これってもしかして掛川材?」と言った感じですね(笑)
雰囲気も良く、ご来場いただいた皆様からも評判が良かったですから、もしかすると今後、地域材の特徴として認知されてブランド化なんてできたら素敵だと思います。

今回の木工体験では、そんな掛川材を使い地域の皆様にさまざまな物を造っていただく体験ができたと思います。
こうやって地域材を身近に感じて資材として使っていただければ、成熟された50年の森林をもう一度循環できるサイクルを作ることができると思います。

サイクルする事によって森林は多くの二酸化炭素を吸収してくれますので、地球環境にもやさしく森林が豊かに保てることによって山が治水をして、おいしい作物が実ります。
私たちも地元工務店として、小さいことではありますがこの地域が豊かに楽しく住まえる地域であるように皆様へさまざまな情報を発信したいと思います。

ぜひぜひ、お家づくりの際には地元の木を検討ください!




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