投稿日:2023年09月26日
10月は「木材利用促進月間」です!
カテゴリー │ まっちの語り部屋
語りの大井です。
先日、次男がサッカークラブのゲームDayで
前回のブログでは、「住宅の性能を上げていく過程で本来の目的ややらなくてはならないことを忘れていませんか?」という記事を書きました。これから、高性能住宅は容易に建築できる時代へと入っていきますが、何のための高性能化か?の初心を忘れず進めていきたいですね。数値だけにとらわれずいきましょう!
さて、10月は「木材利用促進月間」だそうです。
私自身、知らなかったのですが、十+八の漢字を組み合わせると「木」になることから、10月8日は木材利用促進の日になるとのことで、10月は促進月間になるようです。
以前のブログでもお伝えしましたが、日本は森林豊かな国であり、特に先人たちが一生懸命将来のために造ってくれた「人工林」が本当に数多く存在しています。
私たちの地域でも有名なのは、浜松市にある天竜美林です。日本三大人工美林と呼ばれる林業地です。オリンピックの施設なんかでも使われているため「天竜材」として大々的に報道されましたね。
実は、私たち地元の掛川でも人工林の歴史は古く、報徳の教えに沿い地域に住む人たちが豊かに暮らせるようにと岡田良一郎さんが植林を続けた歴史があります。
私たちの住む掛川の森も天竜美林と同じく、地域の人たちが安心して豊かに暮らしてほしいという願いが込められた本当に素敵な森なのです。
しかし、残念なことにそんな歴史のある森は現在では有効活用されていないのが現実です。
日本は森林豊かな国であり、国土の7割が森林で形成されていますが、木材の自給率は40%を少し超えた所にあります。
20年前には20%を切っていたことを考えればかなり自給率は改善されてきていると言えますが、輸入材をそれだけ多く使用しているということですね。
木造住宅では、柱や梁桁と言われる横架材で輸入材を多く使用しており、国産材の活用についてはまだまだ進んでいないことがわかります。
とは言っても、近年では「ウッドショック」の影響もあり国産材へ切り替える等の動きもありましたら、その流れにも少し期待したいところではありますよね。
そもそも植林された木は、50年以上の時を経て住宅建築などに活用されることを目的としていますので、これだけ自給率が下がってしまうとつらいところもありますよね。
そしてこの年月を重ねた木は、段々と二酸化炭素吸収量も下がってしまいます。一見とても豊かな森に見えますが、植林したての若い森に比べると吸収量は半分以下になってしまうのです。
そのことからも、森林のサイクルはとても大切になるということが分かります。
そんな中、国としても国内の木材を使用するための動きが活発化されてきています。
今年も木材利用に補助金が急遽付くなど、さまざまな動きがありました。今後も継続してこのような動きはあると思います。来年の概算要求にも木材利用の促進への項目があります。
この10月にぜひ、木材のことを少し意識してみませんか?
この静岡はとても品質の高い、住宅用木材がある地域です。
せっかくですのでこの先人たちが造ってくれた森を有効活用していきましょう!
私たち原田工務店は、天竜材や県産材の使用をおススメしています!
先日、次男がサッカークラブのゲームDayで
個人賞を頂きました。
個人賞の内容は、一生懸命ボールを追いかける事
仲間や対戦相手に敬意を持つ事
輝くプレーがあっただそうです。
この年代は、みんな時々に驚く様なプレーを見せるので
みんなで楽しく、一生懸命出来たら良いなと思います。
今週は、長男の大会もあります。こちらは、みんなで試合に勝てる様に
準備をし、コミュニケーションを取って望んでもらいたいですね!
がんばりましょう!
前回のブログでは、「住宅の性能を上げていく過程で本来の目的ややらなくてはならないことを忘れていませんか?」という記事を書きました。これから、高性能住宅は容易に建築できる時代へと入っていきますが、何のための高性能化か?の初心を忘れず進めていきたいですね。数値だけにとらわれずいきましょう!
さて、10月は「木材利用促進月間」だそうです。
私自身、知らなかったのですが、十+八の漢字を組み合わせると「木」になることから、10月8日は木材利用促進の日になるとのことで、10月は促進月間になるようです。
以前のブログでもお伝えしましたが、日本は森林豊かな国であり、特に先人たちが一生懸命将来のために造ってくれた「人工林」が本当に数多く存在しています。
私たちの地域でも有名なのは、浜松市にある天竜美林です。日本三大人工美林と呼ばれる林業地です。オリンピックの施設なんかでも使われているため「天竜材」として大々的に報道されましたね。
実は、私たち地元の掛川でも人工林の歴史は古く、報徳の教えに沿い地域に住む人たちが豊かに暮らせるようにと岡田良一郎さんが植林を続けた歴史があります。
私たちの住む掛川の森も天竜美林と同じく、地域の人たちが安心して豊かに暮らしてほしいという願いが込められた本当に素敵な森なのです。
しかし、残念なことにそんな歴史のある森は現在では有効活用されていないのが現実です。
日本は森林豊かな国であり、国土の7割が森林で形成されていますが、木材の自給率は40%を少し超えた所にあります。
20年前には20%を切っていたことを考えればかなり自給率は改善されてきていると言えますが、輸入材をそれだけ多く使用しているということですね。
木造住宅では、柱や梁桁と言われる横架材で輸入材を多く使用しており、国産材の活用についてはまだまだ進んでいないことがわかります。
とは言っても、近年では「ウッドショック」の影響もあり国産材へ切り替える等の動きもありましたら、その流れにも少し期待したいところではありますよね。
そもそも植林された木は、50年以上の時を経て住宅建築などに活用されることを目的としていますので、これだけ自給率が下がってしまうとつらいところもありますよね。
そしてこの年月を重ねた木は、段々と二酸化炭素吸収量も下がってしまいます。一見とても豊かな森に見えますが、植林したての若い森に比べると吸収量は半分以下になってしまうのです。
そのことからも、森林のサイクルはとても大切になるということが分かります。
そんな中、国としても国内の木材を使用するための動きが活発化されてきています。
今年も木材利用に補助金が急遽付くなど、さまざまな動きがありました。今後も継続してこのような動きはあると思います。来年の概算要求にも木材利用の促進への項目があります。
この10月にぜひ、木材のことを少し意識してみませんか?
この静岡はとても品質の高い、住宅用木材がある地域です。
せっかくですのでこの先人たちが造ってくれた森を有効活用していきましょう!
私たち原田工務店は、天竜材や県産材の使用をおススメしています!