語りの大井です。
GW中の長男は2泊3日で長野県へ遠征に行っていました。
今回は、前橋FC主催のサッカーフェスティバルとのこと…
参加チームは強豪ばかり(笑)
結果は、想像通りの完敗でした。
でも、遠征の目的は「強豪基準を体感する。」
これから自分たちのサッカーをイメージできたらOKですね。
さて、GWが終わり5月も中旬になりますが、沖縄から徐々に梅雨入りの季節となってきました。
この地域の梅雨入りはまだまだ気の早い話ではありますが、梅雨に入ると天気もスッキリしないし、ジメジメだし…少し憂鬱な気持ちになることが多いですよね。
それは、お家の中でも同じことが言えると思います。
この時期は部屋干しをする機会も増えますから、部屋の中も多湿になりがちですしね。そんな時に皆様はどんな対策をしてますか?昨年を振り返ってみて、お家の中で快適な生活ができていたでしょうか?
多くの方は、エアコンや除湿器を使ってジメジメ対策を行っていると思います。もちろん、換気(風を通す)もありますよね。
でも、こんなことを感じたことはありませんか?
エアコンを使うと、寒くなるのにジメジメ感はスッキリしない…
除湿器を使うと室内がモワッと感じる…
換気をしても風を感じなくていまいち改善しない…
こんな経験があると思います。
その原因は、梅雨時期特有の低温(夏に比べて)多湿な環境にあります。
6月の浜松市は平均気温22℃で湿度は80%近くもあります。
7月になると26℃・80%を超えるような環境になるわけですが、何かしらの対策をしなければ室内環境は同じ…もしくは、部屋干しや料理、お風呂などの生活をするので、より多湿な状態にあります。
だから、エアコンなどを使って対策をするのですが…ここで問題になってしまうのが気温の低さです。
除湿器を使うと溜まった水を捨てます。
空気中の水蒸気を水に変え、湿度を下げます。だから水が溜まるのです。
では、どのようにして空気中の水蒸気を水に変えるかと言いますと、除湿器内で「結露」を起こすことで水蒸気を水に変えることができます。
冬場の窓と同じメカニズムですね。
冷えた窓に空気が触れると結露が起こる。だから窓には水滴が付きますよね。
同じことをするには「温度差」が必要です。
この温度差は冬の窓と一緒で、温度差があればあるほど結露を起こしやすく水滴の量も多くなります。
最近の住宅では結露が起きにくくなりました。その理由は窓の高性能化にもあり、窓自体の温度が下がりにくくなったことから結露も起きにくくなっています。(いろいろ条件はありますが…)
では、梅雨時期の気温はどうでしょうか?
22℃なら快適な温度ですよね。でも湿度が高いから除湿したい。除湿するためには22℃よりもっと低い温度でエアコンを動かす必要があります。
温度22℃・湿度80%なら、エアコン温度18℃くらいにすると湿度は100%になり、温度20℃ならエアコン温度16℃くらいにすると湿度100%になる温度です。
空気が水蒸気を持ちきれなくするためには、これくらいの温度差環境を作る必要があります。
なんとなく、梅雨時期の室内が寒いと感じる理由が見えてきたでしょうか?
ではこの環境を緩和するためにどんなことができるか?を次回お伝えしたいと思います。