語りの大井です。
先日、長男のサッカー進路を考えるべく、クラブの説明会へ参加してきました。
このチームの代表は僕と同じ中学の同級生でした。
子供たちに一生懸命、サッカーのこと、進路のこと、夢のことを語りかけている姿を見て、「お互い大人になったなぁ~」と関係ないことを考えていました(笑)
先週から少し涼しい日が続いて、かなり過ごしやすくなりましたね。
前回のブログで、中間期が短くなるあーだこーだと書いていたのが何だったのでしょうか(笑)
それでもまだ日中は暑さが続きますし、朝晩はかなり涼しく温度差がありますので体調には気をつけていきましょう!
さて、今年度(4月)から新築建物を販売・賃貸を行う場合には省エネラベルを広告等に表示することをご存じですか?
インターネット情報なんかでも、断熱等級〇、エネルギー消費性能〇みたいな表示が付いている物件を見るようになってきましたね。もちろん目的としては、住宅などを購入する先の建物の省エネ性をわかりやすくし、省エネ比較を行える市場作りをして、省エネ性能高い建物の供給促進効果などを目指しています。
*2024年4月以降に確認申請を行う新築建築物や同時期以降に再販・再賃貸される物
この対象としては、住宅でのメインは分譲一戸建・分譲マンションなどです。
私たちのように注文住宅を…という建築会社は、基本的にラベル表示の努力義務はありません。
とは言っても、やっぱり住宅を計画や購入する際には、省エネ性などの情報はとても大切になりますし、必要だと私自身は思います。
よく建築系の講演などでも、自動車は燃費やスペックを必ず標記していて消費者に分かりやすいのに、住宅は全くそういった概念がないと…燃費もスペックもわかりにくい!みたいなことを言われます。確かにね…と思いますよね。
ラベルが付いて、ようやくこの講演のスタート地点に立った!みたいなイメージを持っていますが、正直なところは住宅業界ここからが正念場です。
断熱やエネルギー消費の設計自体は断熱材の厚みや性能値がわかれば、エネルギー消費性能については使う設備などのスペックがわかれば、簡単に表示することができるのですが、この断熱・エネルギー性能をどのように使うか?をしっかりと説明ができる建築会社が少ないと思います。
さらに、この先にある生活の快適さを機械的に手に入れるのか...?自然的に手に入れるのか…?でもかなり設計に変化はあると思いますし…
やはり、こういった設計については完成する前に確認しておいた方が良いと思います。
このラベルを見ていて本当にもったいないと思うことですね。
もし冷暖房の計画も含めて提案できる住宅なら、燃費もハッキリしますし、住まわれる方の快適さもハッキリすると思います。
私たちもこの部分をしっかりと注文住宅で表現しなくてはなりませんが、分譲などの会社さんもそこまでハッキリと提案できるとより住宅の付加価値が高まるような気がします。
これからの住宅業界、皆様にとってわかりやすく提案できるようになってかないといけませんね。