原点に戻る判断を…

株式会社 原田工務店

2024年10月22日 12:00

語りの大井です。



先週、先々週とブログをさぼりまして…
申し訳ありません。
改めて、今週から継続して投稿していきますね!
よろしくお願いします!

「原点に戻る判断をしよう。」
私たち原田工務店の「ビリーブの家」は10月から仕様変更をおこないます。

2022年に断熱材をセルロースに変更する大きな決断を「SWEET HOME」と「ビリーブの家」共におこないましたが、「ビリーブの家」はこの10月より断熱材を現場発泡ウレタンに戻す決断を致しました。

「ビリーブの家」は、初めてのお家が工事着工した日からこの10月で10年の節目を迎えます。
当時30才だった私も来月には40才となり…。私生活では、手を握っていなくては心配だった長男も、今では好きなサッカーにのめり込み、身長はあと2㎜で妻を追い越すところまで成長してしまいました。次男も同じようにやんちゃに育っています(笑)

「ビリーブの家」も私の家族と同じで、この10年を経て進化や変化を繰り返してきました。特に大きな進化をさせたのは、コロナ禍やウッドショックの影響が強かった時期です。
資材の価格、資材の流通共に不安定な中、私たちは次のステップに上がるために、住宅の進化を求めて進みました。
しかし、この進化は「ビリーブの家」の価格をかなり押し上げる結果となりました。
当時は、私たちが造るお家をより前に進めるために必要なことだと考えていましたが、この2年間を経て考えを改めることとしました。

「ビリーブの家」の出発地点は「お財布にやさしく、私たちが外せないと考える所をしっかりと標準化する」(詳しくはHPにて)
原田工務店がSWEET HOMEで行っているお家づくりをシンプルにすることです。

このウレタン断熱への変更決断については、コスト面以外にもさまざまな技術の進歩も影響しています。
ウレタンはリサイクルが困難と言われていましたが、今年になりリサイクルへの道筋も東京大学の研究で見い出されてきました。
また、今回採用するウレタンは「ハインツマン」という北米シェアNo.1のメーカー品を採用することができました。ウレタン業界においても、環境配慮や安全データなどの取り組みは他社を圧倒するメーカーです。

このデータや資料を裏付けに、私たちは「ビリーブの家」をウレタン仕様に変更をしていきます。
「SWEET HOME」は私たちが思う最高の住宅ではありますが、その技術やノウハウをしっかりと反映させてシンプルにお財布にやさしい仕様にしっかりと転化した住宅が、10年前に社長から「新しい事業にトライしないか?」と言われて始めた「ビリーブの家」です。
根元は同じ原田工務店精神、現状に満足せずモノ造りに貪欲で、地域の皆様に喜んでいただける取り組みをしたいと思います。

10年目の節目、「ビリーブの家」は原点に立ち戻り再スタート致します。
ぜひ、私たちのモノづくりの考え方を見てみてください!







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