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投稿日:2024年02月14日

瓦の屋根ってどうなの?

 

カテゴリー │ まっちの日々正進

語りの大井です。

瓦の屋根ってどうなの?

今週の月曜日は、次男とサッカーの試合を楽しみました。
私もチームの監督をさせてもらいましたが…
特に何にもできずに、指示は「元気よくサッカーやろう!」だけ(笑)
試合結果が相当悔しかったのか、帰宅後に改めて集まって、みんなで練習をしました。よっぽど声も出ていて楽しそうでした(笑)

前回のブログでは、耐震の補助金についてお伝えしました。
耐震化率を見ていくとだいぶ目標に近づいており、このまま変更がなければ現在の補助事業は終了を迎えてしまいます。
改めて築年数などを確認していただき、耐震について検討を行ってください。

さて、皆さまは「瓦の屋根」についてどのようなイメージを持ってますか?

最近のお問合せでも、「瓦は重いから耐震には不利でしょう?」というお話が多いです。
確かにそのお話は間違っておらず、同じ構造を持ったお家で言えば重い屋根は耐震的には不利に働きます。でも、あくまで同じ構造を持ったお家という条件があります。
これは、瓦屋根工事をいつもがんばってくれている山内屋根工事の山内さんの代わりに伝えたいと思います。
いつも笑顔の山内さんです(笑)

瓦の屋根ってどうなの?

以前にもブログに書きましたが、屋根の重さによって住宅の構造部分については検討の仕方が変わってきます。
構造計算をすれば、もちろん瓦の重さに対してどのようにしていくのか?は計算されますし、壁の量で検討する壁量計算でも「重い屋根・軽い屋根」というくくりがあり、当然重い屋根である瓦については構造部分をより強固にしなくてはならない基準があるのです。

耐震補強に関しては、既存のお家で設計をするので「同じ構造」であれば屋根を軽くした方が耐震的に有利になります。
そのため屋根を軽量化する工事はやらないよりやった方が良いと思います。
しかし新築工事で言えば、重い屋根と軽い屋根では構造が根本的に違いますから、基本的にはどちらを選んでいただいても安全にはつくられると思っていただければ良いと思います。

さらには、近年では瓦の施工について台風や地震にも対応するためにすべての瓦を抜けにくい釘で止める等の施工ガイドラインなども改定されており、今回の地震後の調査でもガイドライン工法については、かなりの評価がされています。
*地震の後でも崩れたりしていないということです。

私たちもこのガイドラインについては、山内さんをはじめ、かなり意識をして施工をしています。
ガイドラインが改定する前にすでに抜けにくい釘で全箇所を固定しています。
台風や地震などでどうしてもネガティブな印象になりがちな屋根瓦ですが、しっかりと評価することはとても大切です。
耐久性も屋根材の中ではトップクラスであり、ランニングコストも基本的には掛かりません。

私たち原田工務店は瓦屋根でも金属系のガルバリウムの屋根でもどちらでも選択できるようになっています。
雰囲気の特徴もありますが、一旦両方でしっかりと検討してから選択していただけたらと思います。

最後に「日本人なら瓦屋根」
瓦の屋根ってどうなの?

山内さん愛用のTシャツ(笑)
かなり前の忘年会での写真です!




瓦の屋根ってどうなの?





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