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投稿日:2025年04月01日

30年先を見据えて検討する

 

カテゴリー │ まっちの語り部屋

語りの大井です。

30年先を見据えて検討する

今日から、長男はクラブチームの遠征へ行っています。
遠征先は…茨城県の古河です。
毎年、この遠征ではコテンパンにされて帰ってくるようで、今年も高いレベルを目指すために遠征するらしいです(笑)
目線が上がってちょうど良いですね(笑)

昨年末から、新築住宅の話題と言えば「GX志向型住宅」になると思います。
前回お伝えした省エネ法改正と言っていてはとても対応できない、意識高い系の住宅と言っても過言ではありません(笑)
現在の住宅仕様は、2030年に新築の標準的仕様で「ZEH住宅」を目指していますが、その基準をはるかに超えてきてしまいました。でも、私はそれでOKだと思っています。
ドンドン国が考えている基準をオープンにしていくことで住宅の性能は格段に上がっていくと思っているからです。

以前にもお伝えしましが、住宅にも家電製品と同じで「トップランナー制度」が存在し、大手住宅会社には基準達成の努力義務が課せられています。
現在の達成率としては、すべてに対応をしている会社さんは約6割、実際に供給されている住宅ではほぼ100%で対応ができている状況です。

ただ、トップランナーとは言え断熱レベルは4月に義務化される省エネ基準であり、正直トップランナーとは言えない感じですね。
これから基準が変更になり、強化外皮基準となり、2030年に向けたトップランナーとなりそうですが…まだ、GX志向型住宅には遠く及ばない基準となっています。

今現在では「トップランナー」や「ZEH」や「ZEH+」のような仕様が乱立していますが、どれも大手住宅会社さんが旗印としている言葉だと思います。
これは、大手になればなるほど広域での商品対応が必要となりますので、一斉に基準を上げていくことは難しくなりますから、対応が遅くなりがちです。

では、私たちのような中小工務店ではどうでしょうか?

他の地域(北海道など)に対応する必要もなく、この静岡県西部の基準で商品である建物を考えることができます。
よって、GX志向型住宅も昨年末に発表された瞬間に「全棟対応していこう!」と私たちはなるわけです。

私たちの目線は2030年ではなく、その先のずっと向こうを向いています。
もちろんすべてが未来を網羅しているわけではありませんが、住宅の性能、設備の進化、国の方針などをしっかりと見ながら、自分たちならこの位置は目指すことができる!と日々思いながら進化をさせていっています。
これが、地場工務店(中小工務店)の本当によいところだと思います。

皆さんもぜひ、情報取集は、意識高い系!?の地場工務店にしてみてください!
意外にも、とても高い基準や考え方が収集できることも多々あると思いますよ!



30年先を見据えて検討する



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