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投稿日:2025年03月25日

来週からは新基準

 

カテゴリー │ まっちの語り部屋

語りの大井です。

来週からは新基準

子供たちは、春休み真っ只中
昼間は遊びに出かけ、夜はグダグダ・・・
しかし!今週からジュニアユースの活動スタート!
気合いを入れてがんばろう!

さて、早いもので来週から4月が始まります。
この2025年4月は、建築業界にとって、とても大きな変革の時期をむかえます。

建築基準法改正と省エネ法の改正があるのですが、いよいよ新しい基準に切り替わる時がやってきます。
改正されてしまうので、これから建築される建物やリフォームはすべて基準に一致していくわけですが、以前では当たり前だったことがこれからは通用しないなんてこともありますから、改めておさらいをしておきます。

住宅規模の新築住宅では、大きくは4号特例が縮小されました。
実質廃止ですね。これによって、今までは設計士さんが設計されていれば、構造部分(耐震性など)の審査は省略されていました。根拠を示さなくてもよかったわけですね。
しかし、これからはそれではまかり通らなくなります。
構造部分を、"このように設計し確認してこの建物はそれに適合していることを示す“ことが必要となったのです。
「えっ!?これまでは構造部分の審査をせずに住宅を建てていたの?」と思われる方も多いと思いますが、基準上はそれでOKだったわけです。

さすが静岡県は建築のレベルが高いと言わざる得ませんが(笑)…
そもそも静岡県では4号建築物でも構造部分の検討資料である壁量計算書などの添付が必要となっていたので、正直、影響自体はさほどでもないと言えるでしょう。
とは言っても、その他もろもろ検討事項や添付資料が増えますので、苦戦されている所は苦戦をしているのかもしれません。

もう一つは省エネ法の改正です。
ちなみに、よく建築基準法と省エネ法を同じと思われる方がいますが、2つとも改正の時期が同じだけで全く違う法律なので区別して考えた方がよいです。
この4月から住宅でも省エネ基準適合が必要になりました。
今までも基準はありましたが適合する必要がなかったので…往々として低断熱な住宅が建築されていたのですが、この4月からはできなくなりました。
ただ、こちらも窓や断熱材などの高性能化が世の中は進んでいますので、そもそも適合義務があったとしても断熱や省エネの計算さえできてしまえばあまり問題になることはありません。
今まで計算は必要ではなかったので、慣れていない方たちは大変だと言っているだけだと思います。
ここも静岡県はレベルが高く、長期優良住宅取得の割合としては全国トップレベルです。*1位だった記憶がありますが、後で確認しますね(笑)
ということは、多くの建築会社さんでは省エネ法の改正については元々実績があり問題ないレベルと感じていると思います。

この4月から改正があり、いろいろと騒がれていますが、冷静に見れば今までしっかりと情報や技術を積み上げてきた工務店とすれば影響は少ないと思います。




来週からは新基準




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